研究代表者ごあいさつ
研究代表者
滋賀医科大学
NCD疫学研究センター
センター長・教授
滋賀医科大学
社会医学講座公衆衛生学部門
教授
三浦 克之
滋賀医科大学
NCD疫学研究センター
センター長・教授
滋賀医科大学
社会医学講座公衆衛生学部門
教授
三浦 克之
脳卒中や心臓病の多くは動脈硬化が原因でおこります。また、今後増加が予想されている認知症も動脈硬化との関係が指摘されています。この研究は、動脈硬化や認知症を進める要因を探り、予防方法を明らかにするために、滋賀県草津市にお住まいの皆様を対象として2006年から上島弘嗣名誉教授を代表として開始されました。これまで約1800人の草津市民の皆様にご参加いただいた研究データは、日本人を代表する結果として動脈硬化や認知症の予防方法の解明に役立っています。日本人の動脈硬化はアメリカ人よりもまだ進んでいないものの、今後それに近づいていくであろうことも分かりました。研究成果はこのホームページでも順次ご紹介しています。
動脈硬化は女性においても大きな問題ですが、まだ色々なことが分かっていません。また、増加が予想される認知症の予防方法についてもさらなる研究が必要です。2023年からは男性の皆様を対象に、約20年後の追跡調査を実施させていただいています。また、近いうちに女性の皆様の追跡調査も実施予定です。引き続き研究へのご参加をどうぞよろしくお願いいたします。
2025年10月吉日
滋賀医科大学 滋賀動脈硬化疫学研究SESSAセッサ
研究代表者 三浦 克之