NIPPON DATA
2010

研究対象者様へ

追跡調査へのご協力のお願い
2010年国民健康・栄養調査に参加された方を対象に追跡調査を実施しております。

調査の目的

日本では脳卒中、心筋梗塞、心不全などの循環器病を毎年多くの方が発症しています。
この調査は、2010年に実施された国民健康・栄養調査に参加いただいた皆様にご協力いただき、日本人における生活習慣や検査データと将来の循環器病を中心とした生活習慣病の発症との関係を明らかにすることを目的としています。
本研究から得られる成果今回の調査結果は日本における循環器病の予防対策に役立てられます。今後の日本国民における健康づくりと疾病予防のため、皆様のご理解とご協力をなにとぞよろしくお願い致します。

追跡調査について

• 健康状態についての年一回程度のお問い合わせ

  年一度程度（10月頃）、皆様の健康状態につきまして研究班から郵便やお電話でお尋ねいたしますので、調査にご協力頂きますようよろしくお願いいたします。※調査内容は過去1年間の心臓病、脳卒中の有無などです。

• 診療録（カルテ）の閲覧あるいは病名等の照会

  循環器病などの疾患を発症されたかどうかを把握するために、研究班より皆さまの受診先の医療機関の診療録を閲覧あるいは治療のまとめ等の写しの請求、病名等の照会をさせてください。

• 住民票、人口動態統計（国が死因をまとめたもの）の閲覧または写しの請求

  生存、死亡、転出などの追跡、死亡・死因の把握のために、これらの書類の閲覧または写しの請求をさせてください。



• 情報の守秘と管理

  • ・集められた資料・試料は暗号化（匿名化）された記号で管理し、中央事務局（滋賀医科大学内）にて研究が終了するまでの間、厳重に保存し、管理します。
  • ・これらの資料は調査事務局の施錠された部屋に置かれた外部から遮断されたコンピューター上で厳重に保管、管理します。
  • ・なお、この研究によって診療録等の閲覧、写しの請求等で収集された情報は、ご請求があっても開示いたしません。これらの情報の開示請求は、病院等の各情報の管理機関に直接行ってください。

参加の自由

• ・この調査への参加は自由です
• ・ご協力いただけない場合でも、不利益は一切ありません。
• ・参加に同意した後でも、いつでも途中で参加を取りやめることができます。参加を取りやめる場合は、 「同意撤回文書」をご請求いただき調査事務局にご返送ください。「同意撤回」を受理した時点でご提供いただいた一切の資料・データは廃棄いたします。 ただし、受理前に匿名化されたデータに関しては引き続き調査・研究に使用させてください。

よくある質問

Q.このような追跡調査はいつまで続くのでしょうか？

A.2010年の調査時にご説明させていただきましたように、最長30年間を予定しています。生活習慣が健康に及ぼす影響は長期間を経てようやく明らかになるため、長期の追跡調査が必要となります。どうか末永く、ご協力をお願いします。

Q.調査票を書くのがつらいので、電話聞き取りにできないでしょうか？

A.調査票への記載が難しい場合は、電話でおたずねする等の対応も行っておりますので、事務局までご連絡ください。
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Q.自分は健康だから調査に協力しなくても良いですか？

A.ご健康とのこと、何よりです。この研究では、どのような食事あるいは生活習慣が病気の予防になるかを検討することを目的としています。そのためには、健康な方にご協力いただくことが非常に重要になります。何卒ご理解の上、ご協力いただければ幸いです。