危険因子集積とIADL低下リスクとの関連( NIPPON DATA90,5年追跡,男女計 )
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65歳以上における危険因子集積(高血圧、高コレステロール、高中性脂肪、低HDLコレステロール、糖尿病、肥満、喫煙)と5年後のIADL(手段的日常生活動作)低下リスクの関連を検討した。結果は危険因子の保有数が増加するほど5年後のIADL得点が低下する傾向が観察された。危険因子を予防しその集積を防ぐことは、IADLを維持するのに重要かもしれない。
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Hayakawa T, Okamura T,Okayama A, Kanda H, Watanabe M, Kita Y, Miura K, Ueshima H.
Relationship between Five-year decline in Instrumental Activity of Daily Living and Accumulation of Cardiovascular Risk Factors: NIPPON DATA90.
J Atheroscler Thromb. 2010;17(1):64-72.