喫煙習慣と虚血性心疾患死亡との関連( NIPPON DATA80,19年追跡,男性 )
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男性における喫煙習慣と虚血性心疾患死亡リスクの関係を明らかにしたものである。吸わない人の虚血性心疾患死亡リスクを1とすると、1日1箱以内の喫煙者では約1.5倍、2箱以上では4.2倍高かった。一方、禁煙者の死亡リスクは吸わない人と同じであった。わが国の虚血性心疾患罹患率・死亡率は他の先進国よりも低いが、喫煙がリスクであることは明らかである。
関連する論文
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Ueshima H, Choudhury SR, Okayama A, Hayakawa T, Kita Y, Kadowaki T, Okamura T, Minowa M, Iimura O.
Cigarette Smoking as a Risk Factor for Stroke Death in Japan: NIPPON DATA80.
Stroke. 2004 Aug;35(8):1836-1841.