心房細動と死亡との関連( NIPPON DATA80,19年追跡,男女別 )
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心房細動の有無と死亡リスクの関連を検討した。心房細動を持たない人の死亡リスクを1とした時、心房細動を有する人の循環器疾患死亡リスクは男性で1.4倍、女性で4.0倍、総死亡リスクは男性で1.4倍、女性で2.4倍であった。本研究データは1980年から1999年の追跡調査から得られていることから、心房細動に対するワーファリンによる抗凝固療法が普及する以前の日本の現状を反映しているものと考える。
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Ohsawa M, Okayama A, Okamura T, Itai K, Nakamura M, Tanno K, Kato K, Yaegashi Y, Onoda T, Sakata K, Ueshima H.
Mortality Risk Attributable to Atrial Fibrillation in Middle-Aged and Elderly People in the Japanese General Population.
Circ J. 2007 Jun;71(6):814-819.