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名誉教授
Hirotsugu Ueshima
上島 弘嗣
- 研究テーマ
- ・循環器疾患の予防を中心とした疫学研究
・生活習慣の改善効果に関する介入研究
・動脈硬化症に関する国際比較疫学研究(ERA-JUMP)
・大規模共同研究INTERMAP,JALS,APCSC,ACCESS,エビデンス班,NIPPON DATA班)
- 所属学会
- ・日本疫学会理事(歴任)
・日本公衆衛生学会理事(歴任)
・日本高血圧学会理事(歴任)
・日本動脈硬化学会理事(歴任)
・日本アルコール・薬物医学会理事(歴任)
・日本循環器管理研究協議会理事長(歴任)
・日本心臓財団評議員(歴任)
・国際高血圧学会
・国際疫学会
・米国心臓病学会・疫学部門(FAHA)
・日本衛生学会・評議員(歴任)
- 受賞歴
- 1999年日本心臓財団予防賞、NIPPON DATAの研究で2008年日本医師会医学賞、2009年日本高血圧学会賞、2010年井村臨床研究賞、2013日本動脈硬化学会大島賞、2015年保健文化賞、2018年日本高血圧学会栄誉賞、などを受賞。
- ひと言
- 2009年3月末に主任教授を辞して、早10年が経過しました。それ以降も、アジア疫学研究センターの特任教授として多くの方々と一緒に仕事をして来ました。今日までに、国内、国際疫学共同研究を通じて、内外の多くの優れた指導者や若い研究者と共に仕事をする機会が得られたことは、私にとって、何よりの財産となりました。また、滋賀医大の大学院コースを通じて、多くの若い学生さん達と議論することができたことは、大変幸せでした。
定年後は、コンピューターを担いで温泉に投宿し論文を書こうなどと思っていたのですが、それはかなっていません。時間が無いというのではなく、趣味が変わってきたのです。現在は、“釣り師”にならんとして修行中であります。釣りも研究に劣らず奥が深く、釣りものよって、釣り竿から仕掛け、当たりがあったときの合わせ方、ことごとく異なるのです。そして、釣り師の大方がそうであるように、「こんな大きな魚を釣った」と得意げに話すようになってしまいました。
依存症は、薬物のみならず様々な行動にも当てはまりますが、今の私は、釣り依存症と定義できそうです。もうしばらくは、研究と釣り師を両立させつつ生活したいと思っています。
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